バタートースト@リッツカールトン東京編<東京高級ホテルバタートースト食べ比べ>
こんにちは。トースト総合研究所所長・バタートースト評論家の梶田香織です。
東京の新旧御三家高級ホテル6軒をリサーチバタートーストを食べ比べてみました。
なんとランキングもしています!
ランキングについては以下の関連記事サイトをご覧ください。
【TABIZINE ~人生に旅心を~】
「巷では食パンが大ブーム!高級ホテルの「トースト」を正直にランキング」
今回のご紹介は
ザ・リッツ・カールトン東京「ザ・ロビーラウンジ」45階

【雰囲気】
天井が高くてソファや椅子の背が低いからでしょうか、広~い、という印象を受けます。
ゆったりした雰囲気というよりはどこか、洗練されたアクティブな雰囲気でした。
ラウンジに来た際、男性スタッフの方が表情一つ変えず、お二人ですか?こちらへ、とご案内いただきましたが、
おもてなしで有名なリッツなだけに、笑顔で迎えてもらえないことに、なんだか期待外れだったりがっかりしたような感じがしました。
その後、何人かのスタッフの方が横を通ったり、他のお客様の対応をされている姿が見えましたが、やはり笑っていませんね。
にこやかな表情すらしている人がいません。
唯一、注文を受けるなどお客様と会話を交わす時の女性が、注文を聞き終わったりしてその場を離れるときに少し笑顔を見せるくらい。
「リッツカールトン=おもてなし」というイメージがありますが、一度もおもてなしされたように感じることはなかったのがちょっと残念でした。
【トースト】
メニューに無かったためバタートーストができるかどうか聞いてみると、担当のスタッフの方が「ふつうのトーストでしょうか?」と戸惑いがちでしたが注文可能とのことでお願いしました。
パンは、ホワイト、全粒粉、ライ麦の3種類から選べました。
注文を終え、トーストが運ばれてくる前にテーブルにセットされたのはジャム4種と、バターナイフ以外にさらにナイフとフォーク。
なになに?何が始まるの?ベーコンでもつくのかしら、サラダかな?
さすが、ホテルのトーストってきっと何か違うのね!とこのセットにテンションがあがります。
そして運ばれてきたトースト・・・。

え、このパン、見たことある!普通のスーパーに売ってる10枚スライス食パンだ!なんか、学校の給食みたい。
そう思った瞬間にテンション、ガタ落ち。これ、ナイフとフォークでどうやって食べなさいというのかしら。
それよりも、3枚って多くない?しかもこの焼き方、おいしそうかな~。
どうしよう、できるだけ褒めたいけれど言葉がみつからない・・・。
しかも3枚です。一人3枚。
私はトースト好きなので食べることはありますが、普通の方はおそらく1枚ですね。
気を取り直し、バターを塗りました。バターがやわらかくぬりやすかったのは良かったのです。
が、3枚にこのバターの量は足りません。
私は、パンとバターが合わさって一緒に味わえるその味が好きなので、端から端までちゃんと塗りたいタイプ。
いつも自分が塗るようにぬっていたら足らなくなると思い、やや控えめで塗っても3枚目の3分の1まで塗ったあたりで無くなりました。
喫茶店やレストランなどでバターやマーガリンが別添で出てきたとき、足らなくなったことは、バタートースト食べ歩き人生史上初めてかもしれません。
それもリッツで。
思い出深いできごとになりました。
食べようとミミから半分に分けようとすると、硬くて手でちぎれません。
ラスクなどのように硬いのではなく、パン生地がしっかりしすぎて”引きちぎる”という表現の力の入れ方をしないと分けることが出来ないのです。

そして、ここからはパンとの戦いです。
手で引きちぎらんばかりにしないといけないほどヒキの強いパンですから当然口に入れても頑丈です。
なんとあごが疲れることでしょう。しかも3枚。。。
きっとどこか離れたレストランでトーストされていることでしょうから、焼いて運ばれてくるまでにある程度冷め、3枚目ともなればもうぬくもりもありません。
パンの温かみが無くなると、口に入れてもあまり味を感じなくなります。このパンは特にこれといった味を感じるパンでもなく、
バターとパン生地と合いまった味は生まれないため、トーストとしてのおいしさはなく、たんに乾いたパンの味がするのみ。
それも、パンが焼けたあとしばらく時間がたった独特の味が出てきます。
それは、そんなことはないと思いますが、ともすればあまり新しくないパンと間違われる味です。
よく噛んでいるとある程度小麦粉の味や少し甘みがあるなど感じることは感じるのですが、口に入れたときの乾き具合、時間がたったことで変化した風味の印象で、もう喜びを覚える味ではなくなってしまいます。
ただのバタートーストですが、メニューとして出す以上は、お客様の立場からすればそのホテルの料理として受け止めてしまうでしょうから、もう少し工夫をしても良いのではないでしょうか。
せっかくのホテルですし。
または、これなら提供しない方がホテルのプライドや評判に傷をつけることもないと思いますし、客の立場としても、代わりのおいしいものが食べられればその方が満足度高く、やはりリッツっておいしいし素敵ね、という思い出になりそうです。
(トースト 350円(メニュー記載無し) コーヒー 1500円)

このステキなジャムだけでもトースト代350円を超えている気がするのは私だけ!?(笑)
この東京の新旧御三家高級ホテル6軒をリサーチ
こちらの記事もぜひご覧くださいね!
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なんとランキングもしています!
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今回のご紹介は
ザ・リッツ・カールトン東京「ザ・ロビーラウンジ」45階

【雰囲気】
天井が高くてソファや椅子の背が低いからでしょうか、広~い、という印象を受けます。
ゆったりした雰囲気というよりはどこか、洗練されたアクティブな雰囲気でした。
ラウンジに来た際、男性スタッフの方が表情一つ変えず、お二人ですか?こちらへ、とご案内いただきましたが、
おもてなしで有名なリッツなだけに、笑顔で迎えてもらえないことに、なんだか期待外れだったりがっかりしたような感じがしました。
その後、何人かのスタッフの方が横を通ったり、他のお客様の対応をされている姿が見えましたが、やはり笑っていませんね。
にこやかな表情すらしている人がいません。
唯一、注文を受けるなどお客様と会話を交わす時の女性が、注文を聞き終わったりしてその場を離れるときに少し笑顔を見せるくらい。
「リッツカールトン=おもてなし」というイメージがありますが、一度もおもてなしされたように感じることはなかったのがちょっと残念でした。
【トースト】
メニューに無かったためバタートーストができるかどうか聞いてみると、担当のスタッフの方が「ふつうのトーストでしょうか?」と戸惑いがちでしたが注文可能とのことでお願いしました。
パンは、ホワイト、全粒粉、ライ麦の3種類から選べました。
注文を終え、トーストが運ばれてくる前にテーブルにセットされたのはジャム4種と、バターナイフ以外にさらにナイフとフォーク。
なになに?何が始まるの?ベーコンでもつくのかしら、サラダかな?
さすが、ホテルのトーストってきっと何か違うのね!とこのセットにテンションがあがります。
そして運ばれてきたトースト・・・。

え、このパン、見たことある!普通のスーパーに売ってる10枚スライス食パンだ!なんか、学校の給食みたい。
そう思った瞬間にテンション、ガタ落ち。これ、ナイフとフォークでどうやって食べなさいというのかしら。
それよりも、3枚って多くない?しかもこの焼き方、おいしそうかな~。
どうしよう、できるだけ褒めたいけれど言葉がみつからない・・・。
しかも3枚です。一人3枚。
私はトースト好きなので食べることはありますが、普通の方はおそらく1枚ですね。
気を取り直し、バターを塗りました。バターがやわらかくぬりやすかったのは良かったのです。
が、3枚にこのバターの量は足りません。
私は、パンとバターが合わさって一緒に味わえるその味が好きなので、端から端までちゃんと塗りたいタイプ。
いつも自分が塗るようにぬっていたら足らなくなると思い、やや控えめで塗っても3枚目の3分の1まで塗ったあたりで無くなりました。
喫茶店やレストランなどでバターやマーガリンが別添で出てきたとき、足らなくなったことは、バタートースト食べ歩き人生史上初めてかもしれません。
それもリッツで。
思い出深いできごとになりました。
食べようとミミから半分に分けようとすると、硬くて手でちぎれません。
ラスクなどのように硬いのではなく、パン生地がしっかりしすぎて”引きちぎる”という表現の力の入れ方をしないと分けることが出来ないのです。

そして、ここからはパンとの戦いです。
手で引きちぎらんばかりにしないといけないほどヒキの強いパンですから当然口に入れても頑丈です。
なんとあごが疲れることでしょう。しかも3枚。。。
きっとどこか離れたレストランでトーストされていることでしょうから、焼いて運ばれてくるまでにある程度冷め、3枚目ともなればもうぬくもりもありません。
パンの温かみが無くなると、口に入れてもあまり味を感じなくなります。このパンは特にこれといった味を感じるパンでもなく、
バターとパン生地と合いまった味は生まれないため、トーストとしてのおいしさはなく、たんに乾いたパンの味がするのみ。
それも、パンが焼けたあとしばらく時間がたった独特の味が出てきます。
それは、そんなことはないと思いますが、ともすればあまり新しくないパンと間違われる味です。
よく噛んでいるとある程度小麦粉の味や少し甘みがあるなど感じることは感じるのですが、口に入れたときの乾き具合、時間がたったことで変化した風味の印象で、もう喜びを覚える味ではなくなってしまいます。
ただのバタートーストですが、メニューとして出す以上は、お客様の立場からすればそのホテルの料理として受け止めてしまうでしょうから、もう少し工夫をしても良いのではないでしょうか。
せっかくのホテルですし。
または、これなら提供しない方がホテルのプライドや評判に傷をつけることもないと思いますし、客の立場としても、代わりのおいしいものが食べられればその方が満足度高く、やはりリッツっておいしいし素敵ね、という思い出になりそうです。
(トースト 350円(メニュー記載無し) コーヒー 1500円)

このステキなジャムだけでもトースト代350円を超えている気がするのは私だけ!?(笑)
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